ついに『ずっと真夜中でいいのに。』の新曲が公開。

 6月初週に突如として現れ、あれよあれよと口コミで広がった『秒針を噛む」から約4ヶ月。

 今日10月2日にアップロードされた『脳裏上のクラッカー』

 まさしく”待望”と呼ぶに相応しく、なおその曲がしっかりと期待に応えてくれた。

 個人的な曲の感想と、誰が演奏しているのか、関わった人たちのことなどをつらつら紹介。

超新星アーティスト「ずっと真夜中でいいのに。」一体なにもの?【秒針を噛む】

2018.07.11

『脳裏上のクラッカー』

 前回、「たった”ひとつ”のアップロード動画のみで700万再生を突破してしまう」というバグった成績を収めた「ずとまよ」。ひとつの作品が根強く大ヒット、これはジャンプでいうところの尾田栄一郎。

 これはとても快挙で喜ばしい。

 だけど、製作者からすれば「ハードル」の上がり方が尋常じゃない。『ずっと真夜中でいいのに。』の作詞作曲ボーカルである「ACAね」さんや、その関係者はかなりプレッシャーがあったに違いない。

 けど、しっかり期待を裏切らないクオリティの新曲。わおわお。

 二作目もしっかりヒット、小畑健と大場つぐみの「デスノート」→「バクマン」みたいなもの。(非常に微妙な例え)


曲感

 印象的なのは、拍数をずらしたメロディの気持ちよさ。サビ前の連符や、展開部分の裏拍で絡むリズム、シンコペーションが素敵。

 サビ前や、イントロ・Aメロの構成までは『秒針を噛む』と親しい構成をとっているのに、サビで対比したようなメロディ展開になるのが、憎らしいほど気持ちよかった。


(悲報:視聴、まさかのサビ前で切れる)

 曲のインパクトは前作『秒針を噛む』のほうが強く、『秒針を噛む』のがよかったなぁの声も結構出る気がする。



 Aメロ(コーラス2)のベースが入ってからのピアノ構成音、SEがとても機械的で引き込まれる。

don’t stop 脳裏上に置いていたクラッカー打ち鳴らして笑おう

 ここのメロディがどことなく、懐かしいメロディをしてる。この部分を聴くと、どこかタイプスリップした気分になる。似た曲ありましたかね、ピンとくる方いればリプライなどで教えていただきたいです。

作品のテーマ「SNS」と「寂しさ」


Instagram(インスタグラム)を思わせるMVと歌詞

 MVも歌詞もそうなのですが、全体として「SNS」がテーマになってる気がしました。

「脳裏上のクラッカー打ち鳴らして」は「イイね」とも捉えられて、歌詞に一貫性が見える。

脊髄反射で君に触れたって
もう終わりがみえてしまうから
なんにも解けなかった

脳裏上に 置いていたクラッカー打ち鳴らして笑おう
ぼんやりと月を透かしてみたり
タイミングをずらしてみたり
孤独に愛されて夜が明けるまで

「おめでとう」って言って返ってはこないなら
言わないでよ 祝わないでよ もう
切り出せない5文字は飾っておくよ

『脳裏上のクラッカー』

『ほんとは「イイね」を押して、自分の存在をアピールしたいんだけど、できない。』そんな葛藤がみてとれる歌詞とMVの構成。

「タイミングをずらしてみたり」「孤独に愛されて夜が明けるまで」など、近いのに遠い、遠いのに近いような切ない感覚を覚えました。

 このご時世、どこにいようといつであろうと、ひとと繋がれる。気になるひとの最新情報や好きなものはSNSに転がってる。嫌いなあいつのことだって、大好きな人のことだって、どちらとも。

 いつも近いからこそ遠い、繋がっているからこその孤独や寂しさがあることをこの歌、ひいては「ACAね」さんは歌っているのかと思いました。

 もしくは、SNSを比喩にして使っていて、本題は別にあるかもしれません。

あとは本人達から話が聞ける日を待つばかりです。


相変わらずハリネズミがかわいい

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