約150kmの大学への道のりを”原付”で通ってた話 【毎日旅行】




どうもです。ひとと@zakkibaranです。

みなさん、原付乗ってますか? 簡単に免許取れて、気軽に移動ができるあの便利な馬です。

僕はある時期、その便利な「原付」で

大学まで通っていました。 

その距離約75キロ。往復にして150km。

冷静にみると頭が悪すぎて笑えてくるのですが、「僕がどうしてそういう思想に至ったのか」「良かった事」「悪かった事」を書きます。「なんかバカなことしてた人いるんだな」と蔑んだ目で読んでいただいて結構です。

おもひでぽろぽろ

まずはじめに少し概要説明。

僕の実家はほどほどの田舎にあります。(電車が1時間に1本程度の田舎)
大学進学にあたって、親の条件が「家から通う事」であったため、選べる大学も限られました。

検討結果、僕は県を二つ超えた大学に通うことに。
十分遠いですが、ギリギリ通えるレベルの場所にある大学でした。

2時間超かかります。

友人には「毎日小旅行お疲れ様」と労いなのか、蔑みなのかよくわからない言葉を貰ってました。
どっちの意味も含んでたと後日談で聞きました。

どうして原付で行こうと思ったのか

大学2回生までは原付で通うなんてバカな発想は生まれず、普通に電車で通っていました。

事の発端は、僕が留学から帰ってきてからでした。
アメリカから帰ってきた自分は、ふとこう思います。

ひとと

新しい景色が見たい

「新しい景色を見たい」

そうなんです。とんでもないのです。とんでもなく

「アメリカナイズ」

されて帰ってきてしまいました。
別にアメリカでバイクを乗り回したとか、そんなファンキーな思い出は一つもないのですが、

ひとと

また電車に揺られて大学に通う…
本当にそれでいいのか…?

「前と同じことの繰り返しなんてつまらないじゃないか」

と中々意識の高い発想に至りました。やっている行動は低レベル。

「風を感じたい」

結構真剣にこう思っていました。なんだ風を感じたいって。
何度もいいますが、アメリカでバイク乗り回りたりと、「風を感じたイベント」は一つもありません。
ですが、この時の僕は「新しい風」を求めてました。笑いのニューウェーブ陣内智則。

原付でも同じように2時間かけて、大学に通う日々のはじまりはじまり

家を抜けだし、原付に飛び乗る。

ほとんど家を出る時間は変わらないですが、この時の好奇心ったらありゃしません。

山道の県道・国道。殺風景な道を通る。

この間約1時間。

イメージ図

ひとと

新しい景色、どこ?

1時間ほど殺風景でした。
(この時点で既に35キロくらい走っている)

中々景色が変わらないなぁと思いながらも、まだまだワクワクが全てを凌駕。
知らない道って本当にワクワクしますよね。

そして1時間を超えた辺りでようやく建造物が見えてきます。

段々と緑以外のモノが増えてきます。

その微田舎ゾーンを抜けた所で、そう。

イメージ図

街に到着します。

ひとと

新しい景色、ここ

増える建築物、比例して増える交通量、忙しなく歩く人々。信号の音。学校のチャイム。

全てが新鮮でした。そこからも大学までそれなりに距離があったのですが、街に入ってしまえばこちらのもの。進む度に新しいものが見えるのがすこぶる楽しかったです。

交通量が多く、渋滞でも、原付なら横をスイスイ抜けられるのが快感でした。

アイシールド21のセナの気分で車の横を通り抜けました。

約1時間街を走り、大学にタッチダウン。この時の満足感たるや。

「電車に揺られるんじゃなく、自分で道走ってきたぞ」

といったよくわからない快感に浸っていました。

そんなこんなで無事に大学に到着するわけです。
とにかく楽しかったですね。

ただ、行きが、山道→街→大学なので帰りが、大学→街→山道 というのが少し気が重かったです。帰るのが少々面倒で億劫でした。

今思うとバカだなぁと思うのですが、結構メリットはたくさんあって、僕はなんの後悔もしてません。

メリット・デメリット

良かったこと

電車の時間を気にしなくていい

上にも書いた通り、田舎住みで電車が1時間に1本でした。
ひとつ乗り遅れると必然的に1時間遅刻します。
家を出る時間はそこまで変わらなかったのですが、精神的にはこちらのほうが楽でした。
電車の時間に縛られず、家を出れるのは気楽そのものでした。

駅から歩かなくていい

最寄り駅から歩くって結構面倒じゃないですか。
あの過程をスキップして大学のバイク置き場に直行できます。
「大学と駅を繋いでくれ」と堕落の塊なような思考を持っていた自分にとって、そのスキップはとても魅力的でした。

知らない道は楽しい

本来の目的であった「新しい景色」を堪能できました。
原付で行く初日のワクワク感は何にも代え難いもの。

不安も同時に付きまといますが、「我道を征く」感覚が後押ししてくれました。

街に入るときのワクワク。
RPGゲームで段々と景色が色付いてきて、色々な街に行く感覚にとても近いです。
ポケモンで言うと、イワヤマトンネルをぬけてシオンタウンに着く感覚。
出来ることが増えて、行ける場所が増えるのは最高。

大学からどこにでも行ける

街中、友達の家、ちょっと遠い場所。原付があればどこでもいけます。
「別に電車でいけばよくない?」と思うなかれ。時間に縛られず、直接指定した場所にいけるのは大きなメリット。

街中などは結局駐輪場に停めたり、交通量があるのでどっこいどっこいですが、「楽しさ」が勝ちました。
この時は、好奇心が利便を完全に上回ってました。

悪かったこと・注意すること

天候の影響が大きい

言わずもがな、天気です。原付はカラダが晒されてるので雨などでダイレクトアタックを食らいます。
視界も悪く、地面も滑りやすくなるので、注意が必要です。

雨や雪の日は原付に乗らないことをオススメします。

ちなみに僕は、フルフェイスのヘルメットを愛用していたため、視界がすこぶる悪かったです。
(原付でフルフェイスってDQNかよと言われましたが、そうなんですか?)

途中圏外になる

途中の山道が圏外になる場所があること。
そこ通る時は、ストリーミングのラジオが切れるので、無音で真っ暗で中々危なかったです。

風を感じて寒い

「風を感じる」これがひとつの目的でしたが、途中から寒くなります。当たり前すぎる。
冬はもちろんですが、夏や暖かい日でも防風・防寒は必須です。体調に影響が出ます。
長距離の移動は、しっかりと対策を講じてからしましょう。

原付への負担が大きい

原付はそもそもそんな長時間乗るように設計されてないので、長距離の移動は不向きです。ご存知、馬力も弱い。
こんな長距離移動を毎日してたら、一瞬で寿命が来ます。なのでこの原付通学は2ヶ月ほどが限度でした。


総評すると全体的に事故の危険が伴います。自己責任が必要。

さいごに

後輩に「バカじゃないですか?」と煽られたり、「原付で2時間とか考えられない」
「中型買えよ」だとか、色々と言われましたが、いい思い出です。楽しかったのでオールオッケー。

ちなみにその原付は盗まれました。原付が恋しい。

今もその名残か、自転車移動が一番好きです。

2時間超えても僕のように通えるので、「そんなに遠くないや」って距離の方は、原付で行ってみてはどうでしょうか?
デメリットもそれなりにありますが、やってみると楽しいですよ。
中型などより免許取得も簡単なので、運転が好きな方は是非。

どうして中型ではなく、原付だったのか
これも親の条件でした。実は身内が2人大型バイクで事故していたからです。
なるべく事故の危険や、事故した時のリスクを減らすために、「速度の出ない原付なら」と許されていました。
原付でも、事故すれば、もちろん命の危険があります。原付含め、バイクに乗る方は本当にどうか気を付けて運転をしましょう。

少し重くなりましたが、本当にみなさん気をつけて下さい。事故が一つでも減ることを願っています。

それではまた。


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ひとと@zakkibaran

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