ボブネミミッミ。

 かのクソ(クソは公認)漫画「ポプテピピック」がアニメ化した際に生み落とされた魔の作品。

 毎度「新コーナー」と書いている。一貫性が一切ないので、「毎回新コーナー」でもあながち間違いじゃない。

 そんな劇薬である「ボブネミミッミ」を生みだしている「AC部」とは一体なんなのかを紹介。

手始めに、AC部の作品を復習

「二子玉川シンドローム」

入学初日… 僕の運命のフォルテシモが始まろうとしていた..

”指揮。それはたった一本の棒でリズムを刻み、空間を支配したものが勝つ空気のスポーツ”

 指揮をスポーツ扱いし、バトル作品にした。指揮はスポーツだったようだ。

「指揮とは貴族のスポーツなのだよぉ〜!」

初耳。

 ちなみに、この映像はこのMV(6年前の作品)に繋がる。

 6年越しに新作が来るとは思いもしなかった。

「運命のフォルテシモ」の最後の一撃は、せつない。

 group inouの曲はとても面白いので是非。曲とPVのシナジーがばっちり。

 とんでもない作品。ただこれらは序の口。

よけろ藤原くん


電話よける♪ 社員もよける♪ いやホルンはよけない♪ ホルモンよけるけどホルンはよけない♪ でもニセホルンはよける♪

 不動産投資のプロモーションなのだが、宣伝は一番最後に文字をひたすら流す部分のみ

 話題性に全振りした映像。

 総じて、AC部の映像は、インフルエンザなどで「高熱でフラフラになった時に見る夢や映像に似ている」との声があった。自分も似た映像を高熱時にみたことがあるので、共感を覚えた。

 ということは、人間の潜在的な映像と言えるのかもしれない。電子ドラッグ。ある種の麻薬ですよこれ。

 それ程に中毒性が高いのです。(ハマれば)

AC部とは何者なのか 何人でつくっているのか

出典:KAI-YOU 様

多摩美術大学出身の安達亨(あだち とおる)、板倉俊介(いたくら しゅんすけ)、安藤真の3名が1999年に結成したユニット。在学中に安達と板倉が制作した「ユーロボーイズ」がNHKデジタルスタジアム年間グランプリを受賞したのをきっかけに本格的に活動を開始した。2016年現在、安藤はゲーム会社に就職しているため仕事として作品制作をしているのは安達・板倉の2人。
wikipedia より

発端は3人だったようで、現在は2人

 2人で生み出されているとは思えない作品の深さがある。感性が尖りすぎてる。

 一部の作品を除いて、声も彼らが担当している。

「ボブネミミッミ」でお馴染みの2人の声がそのまま聴ける。

 紙芝居の革命的作品なので是非見て欲しい。タイヤの回転などは見もの。

 紙芝居の限界に彼らは挑戦している。迫真ががったセッションのような紙芝居は、もはや芸術の域。

ホームページもフルスロットル


 このアングラ感。ここはインターネット黎明期ですか?

「ご案内」のページでは一定の間隔で、「こんにちは…」と男性の声が流れ続ける。

 ページを開き、音声を流しっぱなしのまま他の作業をしてみたが、凄まじく怖いので、全く捗らなかった。

そもそも「ボブネミミッミ」の名前はどこから?

タイトルは、そういったコンセプトに基づきポプテピピックの文字を変換して一番しっくりきたのが「ボブネミミッミ」でした。

出典: 「ボブネミミッミ」AC部インタビュー 史上最強のクソアニメに求めた違和感

 「一番しっくりきたのがボブネミミッミ」とのこと。

あえて口に出したくなるネーミングセンス。”しっくり”の理解が常識から離れている氣がするけど、深い入りしたらダメな領域。それがAC部。

NHKのみんなの歌にも使われていた

哲学するマントヒヒ

 音声が違うだけでだいぶ正常に見える。

 映像はやっぱりAC部全開で、かなりハイテンション。映像と音楽のギャップが凄まじい。


映像と歌詞がリンクしてなさすぎる。

 哲学という言葉で、ギリギリを保っている。哲学は便利な言葉だと思ってしまいました。

AC部の中では「ボブネミミッミ」は甘口

 正直、「ボブネミミッミ」はかなりマイルド。

 ポプテピピック7話で「MV作った」というシーンがあるが、あの数秒の映像がAC部の真骨頂です。

 脈略のない内容とハイテンションだけで全てを押し切る電子ドラッグっぷりがAC部。SAN値を下げ、脳内によからぬ物質を分泌させる。

テレビCMでながれていたという事実


鳩に困ったら雨宮〜

 愛知・三重・岐阜に事務所を置く、害虫駆除サービスの雨宮。

 これがCMとしてお茶の間に流れていた。

 これを最初に見ていたら、トラウマになる自信がある。

女性声優の最後の方の声なんなんだ。

 不安を煽りまくるこの映像で、ハヤシステムの売上は果たして伸びたのだろうか。

 これらの映像は1分ちょっと。なのに、この密度。

 5分も続くものなら、救急車が必要になる。脳に影響を及ぼしかねない映像。命拾い。

この女性を務めたは真珠子(しんじゅこ)さんという作家さん。

ボブネミミッミだけで20分もしてくれは無理

 「ボブネミミッミだけでやってくれ」という声が何度か見たことあるが、あんな映像を20分も見続けたら、確実にイカれてしまう。数分の動画なのは、AC部の善意。

「ボブネミミッミは、ポプテピピックの中の箸休め」と言われていて、言い得て妙。

 AC部が休憩ポイントになるなんとも異質なアニメ、それが『ポプテピピック』。ボブネミミッミに安心感を得てしまうのは相当狂ってる。

 ごはんと明太子みたいなもので、「明太子だけずっと食べろ」と言われれば、「いや、いらない」となりません?

 美味しいのだけど、組み合わせがあってこそ輝く。持ちつ持たれつが、二つの関係性。

(明太子だけずっと食べれる人は、ずっと食べててください。)

もしかしたら見たことあるかもしれないMV

ORANGE RANGE – SUSHI食べたい feat. ソイソース

「ORANGE RANGEの新作MVが狂気に満ちてる」として話題になった。
ただ、ORANGE RANGEは普段からネタなPVが多いので、そこまで気にならなかったのが本音。

さよならポニーテール「ナタリー」

 この絶妙な昭和感がとても良い。

 AC部にしては落ち着いてるが、ちゃんとこういう”らしさ”を挟んでくる。

『さよならポニーテール』も良いアーティストなのでこれを機に是非。
『やくしまるえつこ(相対性理論)』などが好きなら気に入るかも。



結びに

 ポプテピピックを見て、いつかの懐かしい記憶が蘇りました。「昔どこかでみたなぁ」と。

 AC部の映像は、本当に人を選びます。自分は小さい頃に『天才ビットくんワールド』や『スマステーション』で耐性がついていたのか、すんなりと受け入れることが出来ましたが、不快な人はとことん不快な気がします。 

TOHYO都くんの動きがヌメヌメで笑える。外で見るとダメなやつです。

 アングラ感をまとい、世界観がぶっとんでるので、万人受けは最初から狙ってないんでしょうね。その少ないターゲット層にまんまと入ってしまいました。幸運。

 最後にボブネミミッミの好きなシーン紹介して終わります。

個人的に好きなボブネミミッミのシーン。

「かくれんぼやろうぜぇ…」
「いいぜぇ…」

 個人的に暫定No.1。あの部分だけでも20回は優に超えるほど見た気がする。

次点に「えぃえぃ」「おこったぁ?(掠れボイス}」

「さむ〜い さむしんぐえるす〜 さむぎょぷそる〜」

それではまた。

hitoto

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